お好み焼愛好者の間で密かに話題になっている「お好み焼き検定」をご存知でしょうか?
この記事ではお好み焼き検定の概要から勉強するメリットまで詳しく説明いたします。
にっぽんお好み焼き協会主催のお好み焼き検定
お好み焼き検定の概要を説明します。
お好み焼き検定とは
お好み焼き検定とはお好み焼き愛好者の一般の人やお好み焼き店を開業されている人を対象に、お好み焼きに関する文化や歴史から美味しいお好み焼きの作り方まで幅広い知識を持ってもらうことで、よりお好み焼きを楽しんでもらうのを目的として行われている検定試験です。
お好み焼き検定は初級、上級の2種類があり、年1回、東京と大阪で開催されている検定で、既に13年続いています。
にっぽんお好み焼き協会主催(会長は若竹学園の佐竹真綾)
お好み焼き検定はお好み焼きの啓蒙普及を図るとともに、業界のレベルアップを支援することを目的に2007年に設立されたにっぽんお好み焼き協会の主催で行われます。
にっぽんお好み焼き協会の会長は、若竹学園の佐竹真綾学園長が務めています。
参考:にっぽんお好み焼き協会公式ホームページ「お好み焼きネット」
お好み焼き検定の試験範囲と出題形式
お好み焼き検定の問題は初級・上級とも試験の申込をするとホームページよりダウンロードが可能となる「要点集」から出題され、ボリュームは初級、上級とも20ページほどです。
出題形式は初級・上級とも全50問で選択問題、穴埋め問題と一部記述問題があります。
検定試験の制限時間は初級が50分、上級が60分です。
お好み焼き検定の合格率など
お好み焼き検定の初級・上級とも合格ラインは100点満点中70点です。
合格率は初級で90%以上、上級で60%~70%となっているため、難易度はそこまで高くないと言えるでしょう。
お好み焼き検定を勉強するメリット
お好み焼き検定を受験するメリットを3つご紹介します。
美味しいお好み焼きが作れる
お好み焼き検定を受験すると外がカリッとして中がふわふわの関西風のお好み焼きを自分で上手に焼けるようになります。
材料の仕込み、鉄板の温度から焼き加減、焼く手順まで細かく出題されるので、それを勉強することで、自分で焼くお好み焼きの味が飛躍的に美味しくなります。
検定をうけるとお土産がもらえる
お好み焼き検定は「日本最大級のお土産量を誇る検定」とも呼ばれており、にっぽんお好み焼き協会の理事となっている企業より提供された多数のお土産がもらえます。
2019年に行われたお好み焼き検定上級のお土産リストは次の通りです。
・若竹特選プロ仕様のマルチミックス
・山いもたっぷりのふんわり仕上がるお好み焼き粉
・本格お好み焼きソース
・キャノーラ油100%天かす
・キャノーラ油100%えび入り天かす
・ロカボチーズサンド熟成チェーダーブレンド
・おちょぼ口カレー風味の正油
・匠による匠のためのかつおぶし枯節
・月島もんじゃ焼き材料セット
・麦芽100%ドイツハラタウ産ホップ海洋深層水使用55ホッピー×2本セット
これは家に帰ってからすぐにお好み焼きを焼いて、確実に技術をマスターしてもらいたいという佐竹会長の想いから来ています。
上級試験に合格すると会長の実技講習会に参加できる
お好み焼き検定に合格すると初級・上級とも合格証がもらえますが、上級ではさらに佐竹会長指導のお好み焼き実技講習会に無料で参加することができます。
お好み焼き店を開業する方向けにプロの技術を指導してきた佐竹会長の指導を直々に受けることができる貴重な機会です。
受講者された方々は皆、今まで自分が焼いたお好み焼きとは別物と感じるお好み焼きが焼けたことに驚きを隠せません。
お好み焼き検定の試験日程や会場・申し込み方法
お好み焼き検定は毎年1回、11月中旬に東京会場・大阪会場の2つの会場で実施されます。
申込はお好み焼き検定Webサイトより行い、検定料を振込むとWeb上で受験票が発行されるので、プリントして当日会場に持参しましょう。
最新の試験日程は、お好み焼き検定Webサイトから確認してみてください。
お好み焼検定の詳細を書いたブログです
http://www.okonomiyaki-kentei.jp/
お好み焼き検定の受験料
お好み焼き検定の検定料は初級4,300円で、気軽に受験できると言えます。
まとめ
お好み焼き検定はお好み焼きに関する文化や歴史から美味しいお好み焼きの作り方まで幅広い知識を持ってもらうことで、よりお好み焼きを楽しんでもらうのを目的として行われている検定試験です。今までの合格者数が2000人を突破し、美味しいお好み焼きの普及に一役買っています。
お好み焼き屋の開業を目指す人、趣味でお好み焼きを焼くのが好きな人はぜひお好み焼き検定を受験してみてください。