お好み焼き屋を開業したいので資金を貯めているけれど、自己資金以外の資金調達方法についても知りたいという人は多いのではないでしょうか。
この記事では飲食店を開業する際に覚えておきたい、資金的な開業支援について詳しく解説します。
お好み焼き屋を開業支援してくれる融資方法
創業融資を受けるときは、優先順位として公的融資を受けるのが良いと思います。中小企業や起業家への創業融資に力を入れており、新規のお好み焼き屋の開業支援として融資が受けやすいのは日本政策金融公庫です。銀行や信用金庫などはそれまでのお付き合いの度合いや融資内容によって審査条件が厳しくなってくることがありますので、まずは公的融資をあたってみるのが良いと思います、
融資制度の一覧表を見ると種類がたくさんありますが、創業融資としては新企業育成貸付の中の「新規開業資金」「女性、若者/シニア起業家支援資金」などがあるので詳細を日本政策金融公庫のホームページで確認してみましょう。
お好み焼き屋を開業支援してくれる補助金や助成金
2020年度の国の施策として、「地域創造的起業補助金」「事業承継補助金」「小規模事業者持続化補助金」など新規創業者が使用しやすい補助金や助成金が目立ちました。
2021年度の国の補助金や助成金については4月に内容が告知されることが多いため、この時期に経済産業省や中小企業庁、厚生労働省のホームページをチェックしておくというのも大切なことでしょう。
また各都道府県における補助金や助成金は、各地方自治体に設置してある産業支援センターのホームページから確認するのをおすすめします。
例えば東京都中小事業振興公社が実施している飲食店が申請できる助成金としては、創業助成事業、業態転換支援などがあるので、助成金の交付を希望している人は自分が条件に合うかどうかチェックしてみましょう。
参考:経済産業省ホームページ
参考:中小企業庁ホームページ「補助金等公募案内」
参考:厚生労働省ホームページ「助成金検索ツール」
参考:全国各都道府県支援センター(財団・機構)連絡先一覧
参考:公益財団法人東京都中小企業振興公社「助成金事業」
まとめ
お好み焼き屋などの飲食店を開業する際は、つい自己資金を貯めることばかりに意識が向きがちですが、創業融資や補助金・助成金など創業を資金的に援助してくれる制度はたくさんあるので、自分が使える制度がないか丁寧に調べることが大切だとわかりました。
資金的な開業支援というのは相談先も少なく不安を抱えている人も多いかもしれませんが、まずは情報収集をしっかりと行い、自分に合った資金調達方法を信頼できる人に相談しながら少しずつ実行していきましょう。