お好み焼き屋を開業したとき、商品の原価はどのくらいかかるのかを把握することが大切です。
この記事ではお好み焼きの原価の目安から計算方法を解説します。
お好み焼きの原価を計算してみよう~豚玉~
お好み焼きの原価を豚玉を例に用いて説明します。
原材料名 | 1人前 使用料 | 1人前 原価 |
豚バラ | 30g | 60.00円 |
ミックス粉 | 50g | 22.00円 |
山芋 | 5g | 4.00円 |
キャベツ | 90g | 15.00円 |
天かす | 2g | 0.88円 |
紅ショウガ | 1g | 0.61円 |
玉子 | 1個 | 25.00円 |
ソース | 40g | 15.00円 |
マヨネーズ | 5g | 2.40円 |
花かつお | 0.3g | 0.60円 |
青のり | 1g | 3.60円 |
149.09円(合計) |
お好み焼きの平均価格と原価率は
豚玉の価格は、イートインタイプのお好み焼き店では700円~800円に価格設定していうお店が多いです。
例題の豚玉の場合、原価が150円程度となるため、価格が700円の場合原価率は21%と、800円の場合は原価率は18.8%となります
飲食店の原価率の目安は30%程度と言われているため、お好み焼きは原価率が低いと言えるでしょう。
まとめ
お好み焼き屋を開業する場合、原価計算を1つ1つの材料について行うのは手間かもしれませんが、利益や価格相場に意識を向けるためにも数字と向かい合うのは大切です。
また、原価を把握していると、原価率の良い商品を意識的にお勧めすることによって利益が上がるというメリットもあります。
ぜひ開業しても計算を怠らず、お店の利益を追求してみてください。